珈琲、酒、珈琲、酒

馴染みの喫茶店でブックカバーをもらった。なぜ喫茶店でブックカバー?となる。というのもお気に入りの本を読みすぎてしまったせいか、本来の装丁が破れてしまった。それを見ていたマスターが「ブックカバーあるよ!」と言ってきたわけである。そして出てきたのがタバスコのイラストが描かれているブックカバー。情報量がすごい。まず、なぜタバスコ柄のブックカバーなんだ。そこはコーヒーの柄とかスイーツの柄じゃないのか、となる。「マスターってタバスコ好きでしたっけ?」「いや、そんなにだよ」一体なぜなんだ。謎は深まるばかりである。そしてなぜ喫茶店のコーヒー豆が入ってそうな棚からブックカバーが出てくるんだ。これは単純明快でお店の常連さんに雑貨屋を営んでいる人がいて、その人と数年前にコラボして作ったらしい。
 最近、この喫茶店によく行っている。よく行くというか最早入り浸っている。顔馴染みのお客さんもできたし、なんならお酒を飲みに行ったりもする。極め付けは自分の20歳も上の人の家に泊めてもらったりとか。とにかく楽しくやらせてもらってる。
 夏には20人程集まって海でBBQとか、この冬には忘年会まである。みんな気のいい人たちでサイコー。年下なのをいいことにみんなに可愛がってもらってる。
 こうやって自分が心地いいと思えるコミュニティがあって良かったと常々思う。おしゃべりってよいなあ。おしまい。